2014年6月21日

迷子ひもをセーフティケーブルと言えばいいんじゃないか?


「とくダネ!」で放送された「迷子ひも」特集が波紋を呼ぶ 小倉智昭アナは「奴隷制度を思い出した」と否定的
http://news.livedoor.com/article/detail/8869838/

子供の体に迷子ひもというものを付けて、子供にふりかかる危険を回避する方法があるらしい。

確かに、2歳とか3歳の子供だと、道路を歩いていると、いきなり変な方向へ走りだす子供がいるので、そういう子供が車やバイクと接触しないようにするには迷子ひもは良い手段かもしれない。




Amazonでも迷子ひもが売られていて、検索すればたくさん商品が出てくる。



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デザインも可愛らしく、値段も手頃。これで自分の子供が迷子にならないとか、事故を回避できるとなれば使いたい親もいるはず。

乳母車に乗っているときはアチラコチラに動きまわることはできないけれども、歩き出すと、興味が赴くままに歩いて行くので、そういう時期の子供にはこのようなケーブルのようなものが便利なのかもしれない。

迷子ひも、迷子防止ひも、セーフティハーネス、迷子リュックなど、色々な名称があるけれども、私は「セーフティケーブル」という名称が良いような気がする。「ひも」という名称だと、どうしても犬の散歩をするときの紐をイメージしてしまうので、セーフティケーブルやセーフティハーネスという名称の方が印象が良いように思う。

この迷子ひもに反対する人は、おそらく犬の散歩をイメージしてしまうのではないか。犬に紐を付けて散歩するように、子供に紐を付けて散歩させている。つまり、犬と子供を同じように扱っている。だから、嫌だ。そう感じているのではないかと思う。

確かに、犬を散歩させる感覚で迷子紐を使ってしまうと、確かに見た目がよろしくない。子供がペットのように見えてしまって、傍から観ているとどうも感じが悪い。

しかし、それは使い方の問題であって、ちょっと工夫すれば、嫌な感じがなくなる。

親が紐を持って子供が紐を引っ張るような感じで使うのではなく、紐はあくまで万が一のときの命綱のようなものと考えて使うのが良い。具体的には、紐を子供の体に付けて、親は持ち手の紐を手首に通しておく。子供と親は紐で繋がるのではなく、手を繋いで歩くようにする。こうすればペットの散歩のような感じにはならないし、緊急の時だけ迷子紐を引っ張ることができる。

あくまで子供の安全ためのセーフティーネットとして使い、ペットを散歩させるような使い方にはしないのが正しい使い方のように思う。