Google Mapにタイムライン機能が追加されたが、これは、むか~しむかしにGoogleのサービスとして稼働していたGoogle Latitudeに似ている。
タイムラインの表示と管理 - モバイル Google マップ ヘルプ
タイムラインでは、訪れたことのある場所や移動した経路をもう一度見ることができます。タイムラインは非公開なので、本人しか見ることができません。
地図上に自分が行った場所が線で描かれる機能で、自分の行動をトラッキングするために使える。日付と場所が分かるとなると、どこに行ったかを思い出してブログに書きたいときには便利そうだ。
Google Latitudeというと、初めて接したのがHT-03Aを使っていたとき。動作がトロトロだった初期のAndroidスマホだが、Google Latitudeのポテンシャルには興味があった。
今は亡きGoogle Latitudeだが、このアプリは、友人や家族と自分の位置情報を共有し、誰がどこにいるかが分かる機能を持っていた。例えば、家族同士でGoogle Latitudeを使い、どこかに旅行に行ったとする。その旅行先で家族が何らかの理由はぐれてしまい困った時、Google Latitudeで位置を調べれば、家族が今どこにいるかが分かる。
グループに分かれてフィールドワークを実施するとき、友人同士でアミューズメントパークに行くとき、他にはメンバーが担当の場所に移動して何か作業を行うとき、Google Latitudeを使うとそれぞれのメンバーが今どこにいるのかが分かる。
2015年現在では、Google Latitudeの機能はGoogle+に引き継がれ、指定のサークル内で位置情報を共有できる。
現在地情報の共有 - Google+ ヘルプ
Google+ や Google Now などのさまざまな Google サービスでは、選択したユーザーやサークルと現在地情報を共有することができます。
共有は詳細な現在地か現在地の都市名かの選択が可能で、この共有レベルはサークルごとに設定できます。たとえば、家族とは詳細な現在地を共有し、同僚とは現在地の都市名を共有するように設定できます。
また、現在地情報を閲覧できるユーザーを変更できるほか、現在地の共有をいつでもオフにすることもできます。
Google LatitudeはGoogle+やGoogle Mapにその機能が引き継がれ、今でも生きている。そんな気がする。