大阪の花火と言えば、PL花火と言っても過言ではないぐらいPLの花火は有名。今年、2015年のPL花火に先日行ってきたので、花火を見る場所を選ぶ基準などを紹介しよう。
打ち上げ場所は光丘カントリー倶楽部。だいたい赤い三角のところ。 |
打ち上げ場所はゴルフのコース上で、周りに建物が無い。大阪の光丘カントリー倶楽部というところで、光丘と書いて「こうきゅう」と読む。初めて目にすると、「ひかりがおか」と読みたくなる文字だ。
今年は土曜日だったので花火を見に行ける人も多かったらしく、道路もなかなかの混雑ぶり。電車で行ったことは無いので、電車の混雑ぶりは分からないが、帰りの富田林駅の混み具合は色々と噂で知っている。
花火の内容だが、今年は新作の花火が打ち上げられた。打ち上がるときに、クネクネとスネークしながら上に上がり、パーンと弾ける。まぁ、言葉で表現してもサッパリ分からないだろうから、動画で見れるようにしておきましたゾ。もちろん、最後のスターマインも入っているので、2015年のPL花火をダイジェストしたものと言っていい。
花火はトータルで50分程度の長さだが、花火をいいとこ取りして、2分に凝縮してアップロードしておいた。50分といっても、ひっきりなしに打ち上がるものではなく、途中で4回ほど3分ぐらいの休憩が入っているので、実質は30分強ぐらいの長さだろう。
今年は開始時間が遅く、20時を少し過ぎたあたりから花火が上がり始めた。数年前までは、19:40頃から打ち上げていたはずなので、少し後ろにズレたのか。21時以降に花火を打ち上げるのは規制されているようなので、21時のちょっと前、20時50分頃に花火は終わった。
どこで見るか。花火はこの点が問題。近づくと人が多くなるし、離れると迫力が薄れる。迫力を選ぶか、快適さを選ぶか。ここでまさにトレードオフに直面する。遠くからでも見えるのがPL花火で、八尾市からでも見えるし、人によっては、あべのハルカスから観た人もいるぐらい。距離的には八尾市とあまり変わらないが、天王寺からでも見えるらしい。
ここ数年は、光丘カントリー倶楽部の西側にある木材団地から見るのが通例になっている。周りに車も人も多いのだが、木材団地の中に入ると人はまばら。人が多い場所もあるが、団地内が広いので混み合ってはいない。すし詰めで見ているわけではないので、快適と言える。ただ、工場の建物が多いし、電線も多いので、花火が少し隠れる。
雑誌では、35号線(光丘カントリー倶楽部の西側に面している道路)、南旭ケ丘町を推奨しているが、35号線は最も花火を見やすいが、最も混雑している場所でもある。南旭ケ丘町は以前、一度言ったことがあるが、ここは住宅街になっていて、外部の人が入り込めるほど広くない。西側にある池というか沼のようなところから見るのだが、地元住民だけでもビッシリの人で、後からホイホイと入り込めるほどの余裕はほとんど無い。
近く、かつ、迫力がある場所という条件をみたすのは、木材団地の中だと私は思う。ここは車もたくさん来ているので、車で来るのはオススメできないが、徒歩や自転車、バイクで来るならばオススメできる。